今回は、東京国立博物館で出会った太田をご紹介させていただきます。
ハニハニハニ
挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」
参考:東京国立博物館サイト|挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」

群馬県産の奇知に会うオンパレードでした。
ハニハニハニハニ
こちら、展示タイトルにもある「挂甲(けいこう)の武人」五名、
みなさま、東毛地域(伊勢崎、太田)にて出土されました!


どうかご覧ください、この気合の入った展示。
ひとりひとり、個性に着目した紹介がされています。
参考:特別展「はにわ」(東京国立博物館)レポート|5体の「挂甲の武人」が史上初めて一堂に
観た順ですと…
【展示56】
こちら、相川考古館(伊勢崎市)所蔵のものは、群馬県旗と同じ紫の台座。

郷から出て郷にいてくれ、嬉しいです。

【展示58】
国立歴史民俗博物館(千葉県)所蔵のものは、同館のロゴの色にちなんで黄色の台座。
両手を腰に添えて凛々しい一方、甲が大きく、シャイ屋さんのようです。
【展示55】
本展の軸である、東京国立博物館所蔵は、赤の台座。

こちらは国宝でもあり、自信が伝わってきます。

【展示59】
水色台座は、この度の展示のために、海を渡ってきたシアトル美術館(アメリカ)所蔵。
写真では写っていないのですが、右後ろ腰に、矢の入ったかご(ゆぎ・靫)をしょっています。
【展示57】
天理参考館(奈良県)所蔵は、緑の台座。

スカート状~ズボン状の部分に、彩色されたかけら(白っぽい)が残っています。
ハニハニハニハニハニ
そのほか、印象に残ったかわいい動物はにわ。


埴輪は、「亡くなった方(多くは豪族など、身分の高い方)が、死後さみしくないために、現世の人間や動物を模り、お墓にご一緒させたもの」だそうです。
亡くなった方のために、これだけ愛情と時間、労力をかけられるなんて、どれだけの思いやりと、豊かさがあったのかなあ、と思いをはせました。
ご笑覧ありがとうございました。